Vol.58 3年後それとも今? どっちが良いの?
皆様 こんにちは! 代表の石井です。
3月13日から
『マスク着用は、原則個人の判断に委ねる』
という事になりましたね。
皆様はマスク、どうしますか?
府中市の武蔵総社大國魂神社で4/29~5/6に斎行されている
『くらやみ祭り』
3年間行われていなかった、
『神輿渡御』が、
今年は再開する方向で動いているようです。
マスク着用で神輿を担ぐことになるのでしょうね。
ちょっと苦しそうですね。
やっと、以前の生活に戻りつつあるのでしょうね。
さて、今回は【お金】のお話をさせて頂きます。
『今の賃貸生活で、3年ほど頭金をためてから家を建てようかと思っている』
といわれるお客様がいらっしゃいます。
それって、どうですかね~???
ちょっと考えてみます。
今10万円/月の家賃の家に住んでいるとします。
とすると、3年間だと、
10万円x12カ月x3年=360万円の家賃を払うことになります。
毎月10万円の家賃を支払うのと、
毎月10万円の住宅ローンを返済するのは同じことではないでしょうか???
3年間で360万円の住宅ローンを返済したことになります。
大事なことは、
住宅ローンの返済として360万円の支払えば、
残債が360万円減るということです。
もし、それが10年間だとしたら、
10万円x12カ月x10年=1200万円、
30年間だと、
10万円x12カ月x30年=3600万円の住宅ローンの返済をしたことになります。
住宅ローンの残債が0円になれば、
それ以降の返済は無くなり家はご自身のものになります。
一方、家賃で支払った360万円分は、ご自身のために使われることはなく、
住んでいる部屋もご自身のものになることはありません。
それが、10年間だと1200万円、30年間だと3600万円の家賃は、
『ただ支払うだけ』です。
だから、頭金を貯めてから住宅を購入するよりも、
早いうちに住宅ローンを組み、
早くから手に入れた住宅に住みながら、返済を始めた方が、
お徳とは考えられないでしょうか。
例えば、
借入2000万円 フラット35 全期間固定35年返済 2019年1月金利 1.11%
支払総額:24,145,056円
利息分:4,145,056円
同じく、2023年2月金利 1.88% だと、
支払総額:27,311,562円
利息分:7,311,562円
利息が0.77%UPしただけで、
返済額が3,166,506円も増えてしまいます。
これが、1.5%、2.0%UPとなれば・・・
『3年間で頭金を貯めるより、金利が低いうちにの方が』
300万円貯めるより容易いのではないでしょうか。
特に、異常なまでの超低金利時代でしたが、
でも、その超低金利時代も、そろそろ終わりに近づいてきているのでは・・・・?
アメリカFRBの金融緩和政策発表後、
フラット35、全期間固定金利の金利は、ここ数カ月毎月上昇しています。
ただし、10年後、20年後、30年後金利動向は専門家でも知り得ないことなのです。
しかし、1985年のバブル期の5.5%の高金利に比べれば、まだまだ低金利です。
お家の建て時は金銭面だけとは申しませんが、
かなり重要なことだと思います。
住宅ローンのお話、お金のお話も含め建てるタイミングを、
最も気を使いお話しさせていただいております。
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。